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樹脂パッチ補修

補修の概要


強力な粘着性を持つポリウレタン樹脂を用いて、漏れ止めを行います。一旦、エポキシパテ等を用いて漏洩を仮止めします。その上にポリウレタン樹脂(T228)、ガラス繊維、オーバーコート材(FSC-12F)を塗布することで、外部へ流出させないようにします。

カップブラシによる表面処理やドリルによる穴あけを伴わないため、火気作業が制限されている区域でも別段の対策無しに補修が行えます。

 

樹脂パッチ補修の特徴

  • リベットやドリルねじによる補修方法のような、タンク本体への穴あけが必要ありません。
  • 補修範囲は、完全な清掃や研磨を必要としません。
  • 補修材は強力な粘着性を有し、表面加工や清掃がされていない表面に塗布しても効果を発揮します。
  • 補修材は柔軟(可とう性がある)であるため、浮き屋根補修に最適です。
    ※可とう性=柔軟で曲げてもポキンと折れない性質のこと
  • 金属製の当て板による補修と比較し、作業時に熱を発生させないため広範囲へ適用できます。(タンクへの穴あけ不要)
  • カップブラシによる表面処理やドリルによる穴あけを伴わないため、火気作業が制限されている区域でも別段の対策無しに補修が行えます。

施工手順

1.表面処理

  • やすりで大きな錆や汚れを軽く落とします。
  • 完全な清掃は必要ありません。

2.漏れの仮止め

  • 補修中のオイル漏れを防ぐため、エポキシパテ等で漏れを一時的に止めます。
  • 欠損の状態に合わせ処置方法を決定します。
  • このエポキシパテによる漏れ止めはごく一時的な物なので、その上に超速硬化型鉄セメントを塗布し作業時間をより長くします。


3.T228の塗布

  • 次に柔軟性のある樹脂(T228)を塗布し、浮き屋根でたわみが起きても表面が裂けないようにします。
  • T228はアラミド繊維で強化されたポリウレタン系の樹脂です。硬化後は強度もありながら柔軟性も持ち合わせています。
  • 高粘度で厚みのある層を成形することが可能でタンク屋根の段差や歪みを埋め、段差を滑らかにすることが出来ます。


5.FSC-12Fの塗布、ガラス繊維の積層

  • 樹脂を強化するため、FSC-12Fを塗布しガラス繊維を積層します。
  • ガラス繊維を使用することで液垂れを最小限にできるだけでなく、溶接部・垂直部など障害物の形状に合わせた柔軟な補修が可能になります。
  • FSC-12Fは表面を滑らかにし、T228を保護する役割があります。
  

6.FSC-12Fの塗布

  • 樹脂の耐候性を高めるため、FSC-12Fをしっかり塗布します。


7.施工完了

  • 漏れ止め性能は施工直後から発揮されていますが、表面の硬化には冬季で1週間・夏季で3日程度掛かります。この間は施工部分に触れないで下さい。


 

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