リークシールサービス:バイパス管へのシール材注入

バイパス配管の例

下流に設置されている機器が故障しても、配管にバイパス回路を設けておけばラインを全停止することなく故障した機器の交換、補修が可能になります。また、2系統になるので減圧弁等の能力を補うこともできるようになります。

メリットの多いバイパス回路ですが、配管の両方とも全開で使用することは多くありません。そのため、ドレンの滞留等によって想定以上のスピードで内部腐食が進行する場合があります。また、バルブのシート漏れなどによってバイパス操作ができなくなった場合、バイパス回路のメリットが半減してしまいます。

通常の漏れ止め施工であれば、配管内にシール材を注入することはできませんが、バイパス回路があれば一方の配管を閉塞させても装置運転を継続できるため、漏れ箇所の形状に合わせた治具(ボックス、クランプ)を製作することなく現場到着後、すぐに漏れ止め施工を行うことが可能になります。

配管内にシール材を充填、閉塞させて漏れを止める

シール材の注入は、ファーマナイトが開発した専用の治具を用いて安全に行うことができます。1インチまでの配管径であれば、常時注入用の治具を準備しているため、原則として即日漏れ止め施工が可能です。

シール材は流体、温度等の条件に応じて選定します。もちろん最大30年以上の使用実績があるシール材なので、その信頼性においてはお客様から高い評価を受けています。濃硫酸のような強酸、水酸化ナトリウムのような強アルカリに対しても、安定しているPTFEベースのシール材を用いた配管内充填による漏れ止め施工の実績があります。

漏れ止めのために治具および特殊ナットを取り付ける

1インチを超える配管、また運転圧力が高く注入したシール材が下流に流れてしまうような条件であれば、配管をニッピングすることでシール材注入による閉塞が可能になります。4インチまでの配管であれば、施工実績があります。

漏れ位置、配管径、運転条件に加えて、上流、または下流バイパス配管までの距離を確認後、推奨する施工方法をご提案します。

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