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リークシールサービス:熱交換器フランジからの漏れ

熱交換器フランジは径が大きいため、合わせ面の精度が悪いと運転中の漏洩につながりやすく、装置停止による漏れ補修はかなり大掛かりな作業が必要になります。また、装置立ち上げに掛かる時間・コストも多大となります。ファーマナイトのリークシール施工は装置運転状態での補修が可能であるため、高い費用対効果を実現します。

熱交換器フランジ部からの蒸気漏れ

治具と特殊ナットによる漏れ止め

漏れ止めのために治具および特殊ナットを取り付ける

熱交換器フランジの漏れ箇所に治具(下図青色)を取り付け、特殊ナット(下図黄色)で治具をフランジ面に押し付けることで、注入するシール材が治具内に充填され流体の逃げる空間を無くします。シール材の注入空間を確保することで、実績の豊富なリークシール施工を熱交換器フランジに対しても行うことができるようになりました。


 

シール材の注入により流体の通り道が埋まるため、流体圧力によってフランジ面が削られることを防ぎ、次期定期修理まで安心して操業を維持することができます。また、漏洩による熱損失、流体漏洩リスクを低減することで、生産性向上にも寄与します。

 

治具(左図青色)を精度よく製作するため、事前に装置の現地調査および測定を行います。治具は熱交換器の曲面に取り付けるため、治具側面および底面を高精度で加工します。また、治具を押さえる特殊ナット(左図黄色)も製作します。

 

治具と特殊ナットはボルト交換時に取り付けます

施工時は、熱交換器のボルトを順に交換して治具と特殊ナットを取り付けていきます。治具は隣り合う治具との隙間ができないように正確に加工されています。


 

治具にシール材を注入して漏れ止めを行う。外観図カットモデル

注入器具を取り付け、シール材(左図オレンジ色)を注入します。漏れ範囲が広い場合は、取り付け治具の個数を増やすことで対応します。シール材の再注入が可能であるため、再漏洩した場合でもシール材を安全に追加注入することができます。


 

シール材注入後の治具外観図

治具を特殊ナットでフランジ面に押しつけるため、シール性が高く次期定期修理まで漏れを防ぎます。増し締めでの漏れ止めとは異なり、締め付け過ぎによる変形の心配がなく、蒸気漏れがひどくなることはありません。万一の場合もシール材の追加充填が可能であるため、安心して操業を続ける事ができます。


 

熱交換器の軸心がずれていても治具の取り付けは可能であるため、製造ラインを緊急停止しての補修は必要ありません。治具製作前に熱交換器の図面を確認する必要がありますので、事前にご準備ください。

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